受け持っていたクラスの女生徒が

塾の講師時代、街で自分が受け持っていたクラスの女生徒が中年男性を相手に円光している現場を目撃してしまった。塾ではいたって普通の子といった認識の女の子だった。しかし、男性と腕を組んで歩く姿はまるでキャバ嬢そのもの。派手めな私服だったので余計そう見えたのかもしれない。
すぐに声をかけると、僕に気がついた彼女は面倒くさそうな表情を浮かべ、押し黙っていた。居心地が悪そうにしている女生徒の手を引きずってその場から離れた。一緒にいた中年男性も騒ぎ立てては自分が困ると判断したのか、追ってくることはなかった。
ふたりきりで話せる場所に行き、どうしてこんなことをするのかと女生徒に問いただすと、お約束の「お金がほしかったから」という答えが返ってきた。まさか自分の身近に円光している女の子がいるとは思ってみなかったので、僕自身のショックも大きかった。
切々といかに円光が悪いことかということを説明し、彼女には二度とこのようなことはしないと固く約束させ、他言しないことを僕自身も誓った。やり直してくれるはずだと信じることしかできなかった。
だがその後、その女生徒は僕と顔を合わすのが気まずかったのか、塾をやめてしまった。が、風のウワサに聞くところによると、それからも彼女は援助交際を続けていたようだ。結果、望まない妊娠を繰り返し、体を壊して入院してしまったそうだ。あのときにもっと根気強く説得していたらこんなことにはならなかったのかもしれないと思うと、今でも悔やんでも悔やみきれない。

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2011年8月24日 | コメントは受け付けていません。|

カテゴリー:円光エピソード

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